everyday_better

毎日を少しでもよりよくするための、情報発信をメインとしています

DX推進パスポートとDX検定

丁度1月28日にDX検定を受けてきたのですが、

 

まさか直後にDX推進パスポートサービスなるものが出てくるとは・・・。

 

筆者は元々新卒からIT系企業に勤務しており、

AI系も数年やっていたことがあるので、

この2点について少しは話せるのではないかと思い、

解説してみたいと思います。

 

 

①DX検定について

DX検定は、日本イノベーション融合学会という団体が主催しています。

試験は60分で120問。試験料は5000円程度です。

点数毎に以下のようなレベルがあり、

名刺・プロフィールへの認定レベル掲載も可能とのこと。


成績優秀者はスコアに応じ、以下のレベル認定証が発行されます。
 スコア800以上⇒「DXプロフェッショナル レベル」
 スコア700以上⇒「DXエキスパート レベル」
 スコア600以上⇒「DXスタンダード レベル」

www.nextet.net

※日本イノベーション融合学会HPより抜粋

 

受験してみた感想

まず、HP記載のシラバスに用語リストがあるのですが、

その学習は必須です。そのうち3~40%は用語を勉強していないと解けません。

文字だけなんとなく知っている程度では解けないので、

どんな意味か、ざっくりでも説明できるレベルにする必要があります。

また、オンライン研修(有料)やYoutubeに勉強用動画もあったりしますので、

活用するとよいと思います。

(私もYoutubeを何度も見返して用語や解説等覚えました)

 

他の6~70%は、日ごろからIT系の雑誌やニュースを追っていないとわかりません。

GAFAM+NVIDIAあたりをはじめとしたのAI等のトレンドサービス、

有名企業がITトレンドをどう活用してきているか、

具体的に大手企業が使っているシステム名含めて出てきます。

 

という感じなので、付け焼刃では到底高得点は見込めません。

(スコア800以上⇒「DXプロフェッショナル レベル」を取得する人って何人いるの?というレベルです・・・)

逆に、スコアが高い人はIT系の知見が広いことがわかりますので、

高得点取れれば知見が広いことをアピールできると思います。

 

また、試験自体もトレンドに触れる機会ではあるので、

受験していて楽しかったし、もっと知識つけたいなあと思うようになり、

どういったことを知っておくべきか、アンテナも自然と高くなるので

受験すること自体オススメです。

 

②DX推進パスポート

これは、IT系では基礎的な資格である以下の3つの資格を

どれだけ取得しているか、という資格です。

・ITパスポート(システム関連の基礎知識)

・G検定(AI関連の基礎知識)

・DS検定 リテラシーレベル(データサイエンティストの基礎知識)

 

筆者は社会人になってすぐ応用情報技術者試験に合格した上で仕事をしているので、

(ITパスポートの上の上の資格)、

ITパスポートのレベル感は知っているつもりですが、

・・・まあ大手企業のIT系の就活で「ITパスポート持ってます」だと

全然アピールにならない(あまり気にされないレベル)です。

大学生でも情報系のある程度以上人はITパスポートの上位の

基本情報技術者試験」には合格して来るので・・・。

全くITをかじったことが無い人が勉強する分には、

基礎知識を幅広くつける意味で受けるレベルです。

 

もう2つの試験も同等のレベルになります。

AIもしくはデータサイエンスの実務経験がある人であれば、

ある程度勉強すれば、さらっと取れるレベルです。

 

なので、この資格は

「えっへん!」と威張れる資格というよりは、

「最低限の基礎知識はもってますよ」の資格になるので、

感覚としては、

大手希望の就活性だったら、

全て取っていたら「やるじゃん!」と

試験官視点で見て多少思うレベルかと思います。

あとは基礎知識の底上げに使うレベルかと思います。

 

・・・とはいえ、勉強に越したことはないので、

ITかじりたいけど何を勉強していいかわからない!という人は、

上記3つの資格を取れば、ある程度の流行りもわかると思うので、

基礎知識をベースとしてちゃんと付けたい!という人には

オススメかと思います。

 

まとめ

今回はDX推進パスポートとDX検定について語っていきましたが、

何をやりたいかある程度絞れる人は、

ITって色々資格がありますし、

資格じゃなくても例えばpythonで実務レベルで色々書けるようになるだけでも

相当重宝されると思うので、

自分のやりたいことに向けて、必要なツールとして資格取得勉強を活用していくと

いいかと思います。

 

 

Copyright ©everyday_betterのブログ All rights reserved.


プライバシーポリシー