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小学校低学年の時に図工の成績で1を取ったことがある話

皆さんは小学生低学年の時の図工の成績はどうだろうか?

かつ、その成績で「1」を取ったことがあるだろうか?

 

 

私は一応そこそこの国立大学を卒業しているし、

小学生の時でももちろん小学生なりのやんちゃな部分もあったが、

そこそこの自我もあったし、

数学(当時は算数)に関しては抜きんでて出来ていた自信はある。

性格的にも「人生ってこんな感じで生きればいいや」くらいな謎の思想もあったので、

当時なりの思考力もあったと思う。

 

 

それなのに、

小学校低学年の図工で「1」。

 

 

別に図工が嫌いだった/嫌だった訳ではない。

才能?の部分で言うと、

兄弟は市内の絵のコンクールで金賞取るくらいのレベル。

祖父も趣味で結構な絵を描いちゃうくらい。

そこそこ血統はある・・・はず。

 

 

でも「1」である。

もちろんその後の美術含めて、

最大5段階評価の5なんて取ったことはなく、

取れて3である。

もちろん2も取ったことはある。

 

 

でも、

小学生のまだ自我が曖昧な低学年で、

国語とか算数とかの科目ならまだしも、

当時「図工」なんか勉強する人なんていないだろうし、

言っては悪いけどセンスの部分が大きい図工という科目について、

「1」を取るって、

どんだけなんだよって話かと思う。

 

 

人にはそれぞれ得意不得意があって、

その延長で俗にいう「学歴コンプレックス」なんてものも存在しているくらいなのだが、

明らかに「不得意」である烙印を押された瞬間なのである。

 

 

兄弟が出来たのも逆に才能の差を感じる。

夏休みの絵を描く宿題で、

自分の場合は山の絵を絵具で書く際に、

絵具の「茶色」か「緑」か「黄緑」のどれか1つを選択する手段しか

持ち合わせてなかったのだが、

隣にいる兄弟のキャンバスを見ると、

同じ緑~黄緑でも色々な色を作って使い分けて書いている。

その発想がそもそもないし、

なるほどとは思ったものの、衝撃的すぎて、

当時は実際に真似してみようといったレベルに行こうとすらしなかった。

むしろよくそんな色を使い分けれるなあとレベルの差を感じたくらいだ。

そもそも絵具で水使いすぎて薄すぎるのを繰り返してるレベルなのに。

今やってみてもできるのだろうか・・・。

 

 

ちなみに中学の時に多少反省/成長はしてたようで、

鉛筆で絵を描く部分についてはぼちぼちできたのだが、

絵具で色を付けだすと、まだ色の使い分けができないので、

図工「1」のレベルまで舞い戻ってしまう。

 

 

そういえばもちろん「絵」も書けなければ、

当時「紙粘土」なるものもあったが、そこの才能もなかったので、

出来栄えはひどかった。

もちろん「版画」もダメで、

木の板を組み合わせて船みたいなものを作るものもできなかった。

 

 

こんな訳で、

「才能」って、皆自分に何があるか無いかってわからないですが、

図工に関しては顕著にその差が出る分野だと思う。

 

なので、小学生低学年時点で図工の評価MAXだったあなたは、

確実に才能がある部分をお持ちです。

この分野ってどう芽が育つかって難しい部分だと思いますが、

ある程度年をとっても、逆に味が出て大成する可能性がある分野でもあると思いますので、

なにかキッカケがあれば再度活かしてみるのもいかがでしょうか?

生涯の財産になるかもしれませんよ?

 

(私は無理だけど・・・ね!!!)

 

 

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