年末調整の時期ですね。
皆さんは「年末調整」って言葉聞いた事あると思いますし、サラリーマンはやってますよね。
とはいえ、割りと「よくわかんないけどやってる」といって損している人も見受けられます。
というか同僚にもフツーにいます。
私は、新入社員で配属された担当が人事給与システムの年末調整担当だったので、最初に勉強したのが年末調整だったということもあり、この言葉への耐性はあります笑
知ってる人は知っている話なので、
今回は「よくわかんないけどやってる」人向けに年末調整を説明したいと思います。
年末調整は、払いすぎてる税金を返してくれるチャンス
年末調整は、一言で言うと「払いすぎている税金を返してくれるチャンス」です。
なので、サボると帰ってきません。
サボったまま申請もできちゃいますので、これまで損していた人は残念!笑
では、どんな人が返してもらえるのでしょうか?
税金を返してくれるパターン
養ってる人がいる場合
例えば、奥さんや、子供など、養っている人がいる場合は、税金が免除され、返してくれます。
ただし、そこそこ稼いでいる奥さんや大学生はダメです。よくわかんないけど「年間100万超えると税金発生する」とか耳にしたことがある人もあると思いますが、一定以上稼いでいる人は税金免除の対象になりません。
保険に入っている人
生命保険とか入っていますか?
入っている人は、金額に応じて税金が返ってきます。
住宅ローン組んでいる人
住宅ローン組んでいる人は、その時点のローン残高によって、税金が返ってきます。
・・・とまあ、大体の返ってくるパターンはこんな感じです。
何で税金が返ってくるのか
サラリーマンは、お給料を「給与所得」として貰っているのですが、ここには「所得税」として国に納める税金がかかってきます。
この「所得税」は、貰っている給料の額に応じて変わるのですが、所得税はそれ以外にも、上記で述べた「扶養者がいる」とか「生命保険に入っている」とかで国が税金に対して、「大変だから税金少し免除してあげるよ」といって優遇措置を取ってくれています。
でも、子供が生まれるとか、奥さんがどんだけ稼いでるとか、保険新しく入ったとか、わざわざ管理して税金を計算するのがややこしいので、毎月の所得税は、毎月の給与から「仮で」計算して多めに納めてもらって、年末で所得税計算し直して、一気に精算(多く払ってる人には返しちゃおう!)しよう、というのが年末調整なのです。
なので、改めてサボると国が優遇してくれてるのに、損をします笑
12月の給与明細で、所得税欄が「マイナス」になってたりする人は、めちゃめちゃ税金を余分に払ってた、ということになります。
年末調整に限らず、ちゃんと知らない人は損をする
年末調整に似て、知っとかないと損(というか得しない)のがふるさと納税です。
知ってる人はもちろんのこと、数千円で数万円以上の得をすることができる施策です。
でもやってない人は「めんどくさい」と言って、やってないですよね。
ある程度以上の人は知っている常識ですが、
知らずに放置してきた方は大丈夫ですか?
保険一つでも、ちゃんと考えて選べていますか?
当たり前の人は当たり前で関係ないことですが、ドキッとした方は、少しは勉強して、損しないようにしましょうね。