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正義感と迷惑行為は紙一重

皆さんは、自分の正義感、正しいと思いますか?

もちろん私もあります。正しいと思っています。

でも、その正義感って本当に全て正しいのでしょうか?

今日は「正義感」について。

 

 

そもそも正義感とは

正義感とは、自分が正しいと思ったことを通そうとする気持ち・感情のことです。

https://tabi-labo.com/295008/justice

 まあ色々な解釈がありますが、一例として記載します。

 

ポイントは、「自分が正しいと思ったこと」というところです。

 

 正義感が正しいかどうか

それは、正直言ってわかりません。

では、例を2つほど。

 

例1 社会的制裁を受けるべき

Aさんは、平和な主婦として日常を過ごしていましたが、

ニュースに感化されて、あおり運転が流行っている知りました。

ネットで調べてみると、この前逮捕されたのは、

どうやら近所のとある小さい会社の役員のようです。

「ちゃんと制裁を受けるべき」という信念のもと、

AさんはSNSでのコメントや、近所の人にも噂でどんどん伝えていきました。

その会社は、抗議や電話など、大変に苦労したそうです。

それを見て「しかるべき制裁だ、しょうがない。」と思っていたところ、

どうやらネットの情報は間違っていたとのことです(デマ情報が広まってしまった)。

被害者は何も悪くないのに、噂だけで抗議や電話等、大きな被害を受けました。

 

これも正義感でよく見かける光景ですが、

ネット情報から正義感で色々な情報を広めてしまって、

実は関係ない人等に大迷惑をかけていた、なんてザラに起こっています。

 

例2 もっとがんばるべき

Bさんは、公務員をしていました。

正義感を持って仕事しており、定年を迎えて退職しましたが、

在職中から変えるべき社会的問題があった認識だったため、

退職後は、運動家として職場に抗議電話や改善運動をたくさんしていました。

ただし、社会はその問題を変える運動は実施していましたが、

変えるためには物凄い労力と調整が必要な事項でした。

担当者も、ものすごく頑張っています。

ただし、成果として出ていないので、Bさんは強い抗議をひたすら続け、

その抗議に当っていた担当者は数名が鬱で入院・通院することとなりました。

Bさんはそんな事実知らないし、抗議には正義感があるので、

退職後の時間をその活動にずっと当て続けてています。

 

これもよくある例ですよね。

具体例は出していないですが、

社会も「税金!」と騒がれているので、問題毎に避けるお金や人は限られています。

もちろんそのお金や人のアサインが正しいかという問題もありますが、

100%改善すべき事象と100人が100人言ったものでも、本当に正義感とはいえ、

この行動が正しいのか、という答えはわかりません。

 

大事なのは「正義感を貫く」ことと「謙虚さを持つ」こと

正義感一辺倒だと、

もし間違っていることだとしても、

「これは正義の元に実施している。間違いはない」

と疑わず行動するので、歯止めがききません。

全ての行動が100%誰にとっても正しい人なんていませんから、

もしかしたら、その正義感による行動が、ただの迷惑行為になる可能性もあります。

 

10人中10人が「楽しく仕事をすべき」というモットーで、売り上げも順調に伸ばせていたチーム仕事が、急に入ってきた上司に「仕事はお客様のため。少しでも厳しく、ムダなくやるべき」といって、雰囲気が変わってしまい、結局社員の心の負担が大きくなり、クリエイティブな仕事がしづらくなり、結果売り上げも下がる、など上手くいかないこともあります。

 

ここで大事なのは「謙虚さ」です。

「自分は間違っているかもしれない」

「ほかの人の視点に立つと、違うのかもしれない」

など、謙虚な気持ちで「これは絶対こうなのだ!」となりすぎないよう、

柔軟な思考を持つように心がけましょう。

(とはいえ、中々これも難しいのですが・・・)

 

まとめ

基本的に生きる上では、

自分の「正義感」「信念」は持つべきだし、

それが人のアイデンティティですから、

それでいいと思います。

 

ただ、「自分が100%正しい」といっても、

他の人から見ればそうではない、なんてことはあります。

ましてや、だれから見ても100%アクションが間違ってない人なんていません。

 

なので、「迷惑行為」になる前に、

「謙虚さ」を持って行動するようにしましょう。

 

・・・書いている自分も、割と譲らないところは譲らない派なので、

「謙虚な心」を持てるようにできれば、とは思っています。

 

 

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