正直に言っていいですか?
仕事が月曜日から金曜日まであるって、普通にきつくないですか?
「週休2日制」って一見バランスよさそうに聞こえるけど、実際のところ5日間働いて2日しか休めないって、冷静に考えたらだいぶハードな生活です。
月曜日の朝なんて、ほとんどの人がまだ週末の疲れが抜けていない状態。
それでも無理やり体を起こして、満員電車に揺られ、同じ顔ぶれのオフィスに向かう。
気づけばもう、それだけで体力の半分を使い果たしているんですよね。
- ■ 月曜日:現実の再起動がしんどい
- ■ 火曜日:慣れてきたようで、まだエンジンがかからない
- ■ 水曜日:小さな希望、「折り返し」
- ■ 木曜日:疲労のピーク、それでも動く
- ■ 金曜日:ようやく見える“自由”の光
- ■ それでも5日間を生き抜く理由
- ■ 最後に:頑張ってるあなたへ
■ 月曜日:現実の再起動がしんどい
日曜の夜のあの独特な「終わってしまった感」。
ドラマが終わったあとに流れるエンディング曲すら切なく感じる。
そして月曜日の朝は、頭のどこかで「今日行かなくてもバレないんじゃ…」なんて思ってしまう。
でも、結局は行く。
社会人って、そういう生き物ですよね。
気合いとか根性とかではなく、「行かざるを得ない」から行っている。
本当はもう少し眠っていたいだけなのに、現実は冷たくスーツを着ろと言ってくる。
■ 火曜日:慣れてきたようで、まだエンジンがかからない
月曜を乗り越えて少し安心するけど、体はまだだるい。
週の初めなのにもう疲れてる。
メールの返信をしながら、「あと4日もあるのか」と思うと気が遠くなる。
仕事って、慣れるほど体力よりもメンタルの消耗が増えていく気がする。
何もかも「いつも通り」にこなしているようで、心はじわじわすり減っていく。
「明日もある」「また朝起きなきゃ」――その繰り返しが、静かに重くのしかかってくる。
■ 水曜日:小さな希望、「折り返し」
ようやく週の真ん中。
「あと2日頑張れば休みだ」という希望が見えてくる。
それだけで少し気持ちは軽くなる。
でも、この日あたりから腰や肩、目の疲れが本格的に出てくる。
お尻も痛い、背中も張る。
昼休みにスマホを見ながらぼんやりしていると、「これが毎週のルーティンなんだな」と気づいて、ちょっと虚しくなることもある。
それでも、なぜか水曜の夜は少し自由な気分になる。
「明日頑張れば、もう金曜じゃん」という淡い期待。
疲れてても、その希望が人を支えてくれている。
■ 木曜日:疲労のピーク、それでも動く
木曜の朝は、正直いちばんきつい。
月曜の気合も水曜の希望ももう残っていない。
ただ惰性で動いている感じ。
この日は「早く終われ」「何も起きるな」と願いながら仕事をしている人が多いと思う。
同僚との雑談も、どこか力が抜けている。
「あと1日…あと1日」と自分に言い聞かせながら、なんとかやり過ごす。
でも、そんな木曜の夜こそ、ちょっと自分を甘やかしていい。
コンビニでスイーツを買うとか、家でビールを1本飲むとか。
小さなご褒美が、金曜への力になる。
■ 金曜日:ようやく見える“自由”の光
金曜の朝、疲れはピーク。
それでも人は笑顔になれる。
「今日さえ終われば…!」という解放感が、体を動かす燃料になる。
昼過ぎになると、オフィス全体にどこか緩んだ空気が漂う。
みんなの心はすでに“週末モード”。
金曜の帰り道のあの開放感は、まるでゴールテープを切ったランナーみたいなものだ。
たった2日間の休みなのに、そこに全ての希望をかけて頑張れるのだから、人間ってすごい。
■ それでも5日間を生き抜く理由
5日間働いて2日休む――このサイクルは確かに厳しい。
でも、それでも続けているのは、何かしら「守りたいもの」や「叶えたい生活」があるから。
生活費、家族、趣味、仲間、ちょっとした楽しみ。
もし「きつい」と感じたときは、「何のために働いてるんだっけ?」を思い出してみてほしい。
大きな夢じゃなくてもいい。
たとえば「土曜の昼まで寝たい」「好きなラーメン食べに行きたい」でも十分だ。
その小さなモチベーションが、月曜から金曜を生き抜く力になる。
■ 最後に:頑張ってるあなたへ
仕事が5日間あるのは、やっぱりしんどい。
みんなそれぞれの場所で、無理しながら生きてる。
だからこそ、「つらい」と思っていいし、「今日はもう頑張りたくない」と思ってもいい。
社会は「休まず働く人」を褒めるけど、本当に大事なのは「ちゃんと休める人」。
限界を感じたら、立ち止まっていい。
だって、5日間頑張ること自体が、すでにすごいことだから。
だから今夜くらいは、何も考えずに自分をねぎらってほしい。
月曜から金曜までを生き抜いたあなたは、十分に立派だ。
ゆっくり休んで、また自分のペースで進めばいい。